Ishimaru's ブログ

2023.09.22
インテリア・設備

奥行きのある収納は使いにくい?

収納は奥行があったほうがたくさん詰め込めるしいいじゃん!…いいえ、それ実は不便なんです。


奥行のある収納は使いにくい?


収納が広いのは便利ですが、広くしようと思って奥行を深くするのはお勧めしません。

というのも理由はすごく単純で【奥に入れたものが取り出せなくなる】から。

奥にしまったものは、前のものをどけないと取り出すことができません。

さらにどんどん手前に物が増えてくると、奥のものが取り出せないだけでなく、どこに何があるかすらわからなくなってしまいます。

そして結局手前のものしか使っていない…。とか、奥にしまっているのを忘れて新しく買ってしまった…。ということが起こるんです。

これじゃあ、結局収納の奥行を取った意味がないですよね。


奥行ではなく、横幅を取る


収納の奥行が深いと、奥にしまったものを取り出すのが不便になります。

そのため、収納は奥行ではなく横幅を広くするのがベスト。奥行が浅く、間口の広い収納なら、必要なものをパッと取ってパッと使うのに便利です。

どこに何を入れたかも見やすく、使い勝手がグンと良くなります。


棚を有効活用すると利便性アップ


間取りの関係上、どうしても奥行が深い収納になってしまう場合、棚を有効活用するのも効果的です。

棚があることで縦の空間も無駄なく使うことが出来、荷物の重なりを防いでくれ、奥のものも比較的取り出しやすくなります。

棚の種類には大きく分けて、高さが固定の『固定棚』と、自由に高さを変えられる『可動棚』とがあります。

固定棚のほうが耐荷重性が高いですが、稼働棚は自由度が高くなります。

収納するものに合わせて選ぶのがよいでしょう。


まとめ


収納はただ広ければよいというものではありません。

広くするために奥行をとっても、結局は使いづらくスペースの無駄…と言うことがないように、収納の形状もしっかり確認しましょうね。

 

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