- 2023.03.30
- 住宅豆知識
リビング学習が主流になっている理由とは?
最近は子供部屋ではなく、リビングで学習するお子さんが増えているって本当?
リビング学習が主流になっている理由とは?
リビング学習という言葉を聞いたことありますか?
その名の通り、子供部屋ではなくリビングで勉強をするというものです。近年ではリビング学習を取り入れる方が増えていますが、その理由を纏めてみました。
・子供は想像以上に怖がり
特に小学校低学年くらいのお子さんは想像以上に怖がりで、一人でいると様々なことが恐怖に感じ、集中することができなくなります。
親御さんの近くにいることで、安心して学習に励むことができます。
・集中力が養える
リビングはテレビや家事の音、家族の会話など、様々な音にあふれています。
そんな中で学習することで、集中力が養えるといわれています。
また、実際に学校で学習する際は一人ではありませんし、常に静かではないですよね?様々な音の中で学習することで、授業中ににた環境を作ることができます。
・コミュニケーションが取れる
家族とコミュニケーションをとりながら学習できることで、何かわからないことがあれば相談しながら解決できるという安心感を与えることができます。
・子供の得意、苦手を把握できる
勉強している姿を間近で見れることで、進み具合などから何が得意で、何が苦手なのかを把握することができます。
どこがわからないのかを質問しながら、苦手な部分をサポートすることが可能です。
特に1年生や低学年のお子さんは、まだまだ親御さんの近くにいたいもの。
リビング学習は家族が近くにいることで、安心して、さらに集中力を高めながら学習できるといわれています。
デメリットはないの?
メリットいっぱいのリビング学習ですが、デメリットはないのでしょうか?
リビング学習で気を付ける点は…
・子供が集中できない場合がある
多少の騒音が集中力を高めるとはいっても、お子さんによっては家族の会話やテレビの音に気が散ってしまい、勉強に集中できないことがあります。
集中することに慣れていないお子さんの場合、リビングのテレビを消すなど、家族の協力が必要になってきます。
・必要以上に干渉してしまう
近くで勉強をしていると、親としてはどうしても気になってしまうもの…。
わからないことに対してや、勉強の進め方などに、必要以上に口出ししてしまうと、お子さんが勉強を嫌がったり、また、親御さんのストレスにもなる可能性があります。
リビング学習は、つかず離れず、そっと見守ってあげるのがポイントになりそうです。
・親がリラックスできない(かもしれない)
お父さんお母さんだって、仕事が終わって家に帰ってからはリビングでゆっくりと過ごしたいですよね?
リビングで勉強しているお子さんの横で、お父さんお母さんが寝そべっていたり、ゲームをしていたりしたら…お子さんからはどう映るでしょうか?
リビングではなく子供部屋で勉強をしていた方が、親御さんはリビングでゆっくりリラックスすることができるかもしれません。
・部屋が散らかって見える
リビング学習を取り入れる場合、どうしてもリビングに物が増えてしまい、 片づけを意識しないと、どうしても散らかって見えてしまいます。
反面、お子さんに整理整頓を学ばせるには良い機会かもしれません。
まとめ
リビング学習にはメリットがたくさんある反面、場合によってはお子さんが集中できない・親御さんがリラックスできないなどのデメリットの方が大きくなる可能性もあります。
・大切なのはルール作りや環境作りなどの事前準備です。
・リビング学習の際はテレビを消す
19時から20時までは学習の時間にする
というルール設定や、
・テレビが目に入らない離れた場所に机を設置する
・目が悪くならないよう専用の照明を設置する
といった間取りの工夫など、リビングにいながら快適に学習できる環境を整えてあげましょう。
東大に合格した人の6割はリビング学習を取り入れていた!というデータもあるそうです。これが多いか少ないかはさておき、リビング学習には様々なメリットがあることが報告されています。
しかしながら、デメリットもあるのも確かです。
どこで学習するかよりも、大切なのは『環境』です。お子様の性格や家族の生活スタイルを考慮した上で、お子様に最適な学習環境を作るために『リビング学習』が良いのか?それとも『子供部屋学習』が良いのか?今一度じっくり考えてみてはいかがでしょうか。
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