- 2022.07.28
- 水回り
洗面所と脱衣場は別々のほうがいい?
最近増えてきている『洗面所と脱衣場が別々の間取り』についてご紹介します。
洗面所と脱衣場は別々のほうがいいの?
洗面所と脱衣場って、同じ場所なのが当たり前だと思っていませんか?
いやいや実はそんなことはありません。最近の家では、洗面所と脱衣場が別々の家が増えてきているんです。
では、洗面所と脱衣場は別々のほうが便利なんでしょうか?それにはまず、洗面所と脱衣場の役割を違いを考えてみることが大切です。
洗面所と脱衣場の役割って?
洗面所と脱衣場は同じ場所にあることが多いですが、実は役割が全く違います。
洗面所は『手や顔を洗ったり、身支度をしたりする場所』であり
脱衣場は『入浴のために衣類の脱着をする場所』です。
この二つは、同じ場所に合った方が便利だと思いますか??それとも別のほうが便利に感じますか?まずはどちらの方が自分たちのイメージに合っているかを考えてみましょう。
洗面所と脱衣場を分けるメリット
『手を洗ったり、身支度をする場所』である洗面所と、『入浴のために衣類を脱着する場所』である脱衣場を分けることは、様々なメリットを生んでくれます。
①脱衣場にお客さんが入らなくて済む
基本的に脱衣場は、住んでいる家族以外が使う場所ではありませんよね??そのため脱衣場には、脱いだ服や洗濯物がそのままになっていたりすることも良くあります。
プライベートな場所なだけに、友人や両親にはできれば見られたくないですよね。
洗面所と脱衣場を分けておけば、来客時に洗面所を使ってもらう際に脱衣場の生活感を気にする必要がありません。お客さんからしても気を使う必要がなく洗面所を使っていただけます。
②同時に別々の人が使うことができる
誰かが入浴中に洗面脱衣場を使うのって、たとえ家族であっても気が引けるものです。特に思春期の女の子がいる場合、お父さんが洗面脱衣場に入ったりしたら、喧嘩になってしまうかも…。
また、朝風呂に入る方がいる場合、上がってくるまで身支度ができないなど、朝の出勤通学準備に時間がかかってしまうことも多々あります。
その点、洗面所と脱衣場が分かれていれば、同時に別の方が別の用途で使うことができるため、待ち時間やストレスなく使用することができるようになります。
③使い勝手が向上する
別々の用途のものを別の部屋にすることで、不要なものがなくなり使い勝手が向上します。
例えば下着や着替え、バスタオル、シャンプーの詰め替え等は洗面所には不要ですよね?洗面所には洗面所に必要なもの専用の収納を、脱衣場には脱衣場に必要なものの専用収納を作ることで、整理整頓がしやすくなり、便利に使えるようになります。
洗面所と脱衣場を分けるデメリット
洗面所と脱衣場を分けることには様々なメリットがありますが、デメリットもあるので押さえておきましょう。
①費用・面積が余分に必要になる
別々の部屋を作る = その分費用が発生するため、コストが高くなります。
また、部屋を分ける場合、洗面脱衣場を単純の広さに分けるだけでは、洗面所も脱衣場も非常に狭く感じてしまいます。
洗面脱衣場一部屋だけの場合と比べ、1.5倍くらいの広さが必要になるため、その他の居住スペースや収納スペースを削る必要が出てくる可能性があります。
その他の部屋を狭くしたくない場合、家全体を大きくする必要が出てくるため、またさらに余分な費用が発生することになります。
②動線が増える
部屋が増えると単純に動線が増えます。例えば洗面所で出た洗濯物を脱衣場に持っていく手間が出たり、お風呂上りにお肌の手入れをする場合、脱衣場から洗面所に移動しなくては行けなかったりと、動線が増えるとなにかと面倒なことも出てきます。
結局別々がいい??それとも一緒がいい?
洗面所と脱衣場を分ける間取りが増えてきていますが、結局別々がいいか、それとも一緒のほうがいいかは、使う方次第です。
例えば夫婦二人暮らしで来客も少ない場合は、一緒の方が使い勝手がいいかもしれませんし、2世帯同居や思春期のお子さんがいる場合、または夜勤など生活スタイルが違う方がいる場合は別々のほうがいいかもしれません。
一緒の方が便利な点もあるし、別々のほうが便利な点もあります。そのメリットとデメリットの比較をしながら、自分達にはどっちがいいか??を家族で話し合ってみて下さいね♪
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