- 2022.07.05
- インテリア・設備
エアコン設置場所の注意点
今年は猛暑で、室内での熱中症患者さんも多数出ています。そんな暑い夏を乗り切るための必需品が、【エアコン】です。
今日はエアコンを部屋に設置する際の注意点をご紹介します。
エアコン設置場所の注意点
まず、エアコンの設置場所は部屋のどの位置がいいのでしょうか?
答えは、『部屋の長手方向に向けて取り付ける』です。
部屋を均一に冷やす(冬の場合は温める)ためには、エアコンから噴き出た風が部屋全体にいきわたる必要があります。
図で見てもわかるように、長手方向にエアコンが向いている方が、風が全体にいきわたるため冷暖房効率が上がります。
間取りによって設置できない場合もありますが、長方形の部屋の場合、エアコンは長手方向に向けて設置しましょう。
干渉するものがないか確認する
長手方向につけようと思っても、エアコン以外のものが干渉してしまい取り付けられない場合もあります。
まずは『窓』です。
窓が高い位置にある場合、エアコンを取り付けるスペースがなく設置できない場合があります。そのため窓のある位置にエアコンを付けたい場合は、エアコンの取付分の余裕を持って窓のサイズを選ぶようにしましょう。
窓以外で干渉しがちなのが、『クローゼットの扉』です。
引き戸の場合は問題ありませんが、開き戸や折れ戸の場合、クローゼットを開けたときにエアコンに当たってしまうことがあります。クローゼットが使いにくくなるだけならまだしも、場合によっては扉がまったく開かないなんてこともあるので注意しましょう。
室外機の位置にも気を配る
エアコンは室内にあるものなので、室内の位置にばかり気を取られがちですが、室外機の位置も実は結構重要です。
室外機は結構大きいので、家の外観にも影響します。そのため、基本的には道路に面した場所などを避けて設置するなど、目立たないようにするのが一般的です。
また、室外機の位置はエアコンの性能にも直結します。
室外機の目の前が塀や壁だったり、周りに物がいっぱいあったりすると、空気の取り込みがうまくできずにエアコンの効きが悪くなってしまうことも…。さらに、直射日光が当たりすぎると冷房の効きが悪くなりますし、雪が積もると暖房の効きが悪くなってしまいます。
エアコンの室外機は、外観に影響しない目立たない場所、かつ室外機の稼働に影響がない場所を見極める必要があります。
エアコンの位置は後からは変えづらい
ここまでエアコンの位置と室外機の位置の重要性についてご紹介しましたが、エアコンの位置は後から変えようと思ってもなかなか難しいものです。
というのも、エアコンの設置場所には専用の下地やコンセントが必要だから。そして、エアコンを付けたい場所に窓があったりクローゼットの折れ戸が干渉してしまっていても、それらの位置を後から変更するのも難しいからなんです。そのためエアコンの設置位置は、家の打ち合わせの早い段階で決めておく必要があります。
図面を作る段階では、どの辺にエアコンを取り付けたいかを業者さんと打合せしておきましょう。
まとめ
エアコンは後から取り付けることができるため、家電程度に考えている人が多いです。
ですがエアコンは後から動かすことが難しく、そのくせ設置場所が重要なやっかいもの。エアコンの設置場所を間違えてしまうとそれだけで暮らしづらくなったり、見た目が悪くなったりしてしまいます。
エアコンで後悔しないように、設計段階から設置場所にもこだわってみてくださいね。
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