- 2022.06.17
- インテリア・設備
直線?L字?U字?階段はどれがいいの?
2階建ての家なら必ず必要になる『階段』
今日は階段の形についてのお話です。
直線?L字?U字?階段はどれがいいの?
階段は毎日昇り降りする場所ですので、使いやすくて安全性の高いものが理想的ですよね。
また、階段も内装の雰囲気に影響を与えるため、インテリアとしてお洒落にもこだわりたいところ。
階段の形状にはいろいろありますが、そんな中から今日は代表的な『直線階段』『L字階段』『U字階段』を、特徴などを比較しながら詳しく見ていきましょう。
直線階段
折れ曲がることなく一直線に1階と2階を繋ぐ階段です。
一般住宅で最も多く使われている階段で、構造がシンプルなため施工コストを抑えることができます。
また、他の階段に比べて省スペースで作ることができるため、狭小住宅にも向いています。
折れ曲がりのない直線階段は、二階に大きな物を運ぶ時にもスムーズに運ぶことができるため便利です。
反面、1階から2階まで一直線のため、万が一足を踏み外した場合上から下まで転げ落ちてしまう可能性があります。傾斜を緩やかにしたり、手すりを設置したりして安全対策を行いましょう。
L字階段
階段が途中でL型に折れ曲がっているものを指します。かね折れ階段とも呼びます。
折れ曲がっている分直線階段よりも広いスペースと費用が必要になりますが、途中に踊り場を設置することで落下時の安全性を高めることができるため、小さなお子さんがいるご家庭などにおススメです。
また、吹き抜けとの相性抜群で、見た目を楽しみたい方にも向いています。
U字階段
階段の途中で折り返す形状の階段です。
折り返し部分が三角形の階段の場合は『回り階段』、踊り場の場合は『折り返し階段』と呼びます。
回り階段よりも折り返し階段の方が、踏み外しの危険が少なく昇り降りに安心感があります。
また、広い踊り場は開放的ですし、窓や飾り棚などを付けて視覚的に楽しむこともできます。
反面、階段内で180度回転して上らなくてはいけないため、大きな荷物を上げたり下ろしたりする場合、結構大変です。
デザインも快適性も損なわないものを
階段は毎日使うものですから昇り降りが楽なものや安全性の高いものを選びたいもの。
使い勝手だけでなく、そのデザインも家の雰囲気に大きな影響を与えるため、見た目も非常に重要です。
今回ご紹介した階段の特性を参考に、自分たちのイメージに合った階段を探してみてくださいね♪
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