Ishimaru's ブログ

2022.06.16
外観・玄関・外回り

玄関はタイルだけじゃない!玄関の仕上げについて紹介します

玄関の床(靴を脱ぐところ)の仕上げはタイルだけではありません。

今日玄関の仕上げについてのお話です。


玄関はタイルだけじゃない!玄関の仕上げについて紹介します


玄関は家の顔とも言える場所。そんな玄関の雰囲気づくりに欠かせないのが床材です。

床に何を使うかで、イメージががらりと変わるため重要なポイントです。

床に使う主な素材としては

・タイル

・モルタル

・洗い出し

があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。


タイル


玄関の床仕上げによく使われるのがタイルです。

大きさも色も様々なものがあり、選ぶものによっていろんな雰囲気を作ることができます。

掃除のしやすさ、価格の安さ、バリエーションの豊富さ、どれをとっても魅力的な素材です。

同じタイルでも、大きさや色によって全く違った雰囲気を作り出すことができます。

また、タイルは破損した場合にも割れた部分だけの張替えが可能なため、メンテナンスが簡単であることもメリットと言えます


モルタル


近年人気が出てきているのがモルタル仕上げの玄関です。

砂とセメントを混ぜたもので、コンクリートよりもさらっとしており、つるんとした仕上がりになります。タイルのように目地もないため、無機質でシンプルな見た目に仕上がります。

タイルと同じく掃除もしやすいですが、年数がたつと収縮によるひびが出てくることがあります。このヒビ割れも経年変化として受け止められる方におススメです。

また、タイルよりもよりコストが安いことがメリットです。


洗い出し


モルタルに小石を混ぜたものを敷き、固まる前に表面を洗って小石を露出させる工法です。

様々な色、大きさの意思を混ぜることで味わいのある表情になり、洋風はもちろん、和の雰囲気の玄関にもマッチします。

表面を洗う工程に手間がかかるため、コストは高くなりますが、タイルやモルタルでは出せない独特の魅力があります


ここに注意して選ぼう


・コスト

まずコスト面ですが、一般的には

モルタル<タイル<洗い出し

という順番になります。しかし、タイルは様々なものがあり、価格帯もピンキリなので選ぶものによっては安価にも高額にもなるため注意しましょう。

・滑りにくいかどうか

また、滑りやすさにも注意しましょう。

洗い出しは小石が表面に出ている分、滑りにくい素材になります

タイルはつるっとしたものからざらざらしたものまで様々ですので、玄関に使用する場合は滑りやすいつるつるしたものは避けた方がよいでしょう。

モルタルはつるんとした表面のため比較的すべりやすい素材になるので注意しましょう。モルタルをすべりにくくする方法として、刷毛引きと言って表面に凸凹を付ける仕上げがあります。雰囲気は変わりますが、玄関の中はつるんとした仕上げ、外は刷毛引きといったように、使い分けることで安全性を高めてもいいでしょう。

・汚れやすさ

洗い出しは汚れが非常に目立ちにくい素材ですが、反面掃除がしづらくなります。

タイルの場合、黒や白など、色が濃い物や薄いものは汚れが目立ちやすくなります。すぐに洗えるので問題ないですが、気になる方はグレーやベージュ等、淡い色や土や砂に近い色にすると汚れが目立ちにくくなります。

モルタルは汚れも目立ちにくく掃除もしやすいですが、ヒビが入った場合そこに入り込んだ汚れが目立つ場合があります。また、刷毛引き仕上げの場合は汚れが凸凹に入り込み、取れにくいです。


まとめ


玄関は家に入るときに必ず通る場所。最初に通る場所だからこそ、家の印象に大きな影響を与えます。

玄関の床材の選び方によって、見た目だけでなく掃除のしやすさや歩きやすさなども変わってきます。

このブログを参考に、自分たちにぴったりの玄関床材を選んでくださいね~♪

 

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