- 2022.04.08
- 水回り
大失敗!リビングトイレは避けた方がいい理由
家の導線を考えると、毎日使うトイレリビングに近い方が使い勝手がいいですが、だからといってリビングに直結したトイレはさけた方が無難です。
その理由は…
大失敗!リビングトイレは避けた方がいい理由
リビングにトイレがあると、廊下を通らずにすぐにトイレに行けるので便利そうに見えますが、トイレはプライベートな空間であるため、あまり生活空間に近すぎると不快な思いをしてしまうかもしれません。
その原因は『音と匂い』です。
音とは用を足すときの音だけでなく、水を流す音やトイレットペーパーを巻き取る音のこと。食事中やリビングでくつろいでいるときにトイレの音が聞こえるのは不快ですし、使う側も気を使いますよね。
また、リビング直結のトイレだど、匂いが漏れるのもかなり気になります。
トイレは不快な『音と匂い』を発生する場所。これがリビングトイレを避けた方がいい理由です。
他にも…
・来客がトイレを使うときに気を使う
・リビングから便器が丸見えになる
というのも気持ちがいいものではありませんよね、、、。
トイレはLDKからつかず離れずの場所がよい
家の間取りによって理想のトイレの位置は変わってきますが、おススメなのは、『LDKからつかず離れずの場所』です。
例えば、リビングから出てすぐの廊下の正面など、1歩外にでたところに設置するのがいいですね。
その場合でも、トイレがキッチンやリビングの真横にくっついているとこれまた音が気になりますので、間に収納を挟むなど工夫するとさらなる音対策になります。
そのほか、階段やほかの部屋からのアクセスを考えながら理想の配置を決めましょうね。
間取り的にどうしてもリビングトイレになってしまう場合
とはいえ、予算や土地の広さの関係などで、どうしてもリビングトイレにしなくてはいけないケースも出てきます。
その場合にはどんなところに注意すればいいのでしょうか?
・静かなトイレを選ぶ
一番気になる音は、トイレを流す音です。そのため、静かなトイレを選ぶのが正解です。
また、ペーパーホルダーも音が静かなものを選ぶといいでしょう。
・扉を二つにする
トイレとリビングの間にもう一枚扉を挟み(手洗いスペースなどを挟む)、音と匂いがダイレクトにリビングに届くのを防ぐのも効果的です。
この方法だと、リビングから便器が丸見えというのも防ぐことができます。
・防音壁・防音ドアにする。
トイレとの壁とドアを防音タイプにすることで、音の漏れを防ぎましょう。
・引き戸よりも開き戸にする
防音タイプのドアを取り入れるのが難しい場合、リビングトイレの場合引き戸ではなく、開き戸にするのがおススメです。
扉の仕組み上、開き戸のほうが防音性と匂いの漏れ対策に優れています。
・目隠し壁を作る
トイレが丸見えになることを防いだり、音を遮るために目隠し壁や間仕切りをせっちするのもいいですね。
たとえば間仕切り壁を収納にするなど工夫すれば、無駄なスペースは少なくなります。
自分でできる対策もあります
すでに建ててしまった家の匂いや音が気になる場合、自分でできる対策もあります。
・隙間テープを使って、隙間を埋めて音が外に聞こえにくくする
・吸音材や遮音シートをトイレの扉や壁などに貼り、遮音性を高める
この2点はホームセンター等で手に入ります。簡単にできる音対策ですので、気になる方はお試しください♪
リビングトイレにはメリットもある
音や匂いの対策をきちんと行えば、リビングトイレにもメリットがあります。
小さなお子さんがいる場合、ついて行かなくても安心してトイレに行くことができますし、リビングとの温度差が少なく、冬も寒くなりにくいという点です。
また、車いすの方がいらっしゃる場合も、狭い廊下を通らずにトイレに行けるのはメリットになるでしょう。
きちんと対策をすることを条件に、予算と土地の事情に加え、ご家庭の環境に合わせてリビングトイレを検討してみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
トイレは毎日使う場所だからこそ、音と匂いが気になる場所です。
どリビングトイレにする場合、みんなが不快な思いをしないようにしっかりと対策をして、快適に使えるようにしましょうね!
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