- 2022.02.01
- 家づくりお役立ち情報
騒音対策に有効なのも窓だった!
ペアガラスやインナーサッシは断熱性が良く、冷暖房効率がアップするため取り入れる方も多いです。
実は窓にこだわると、断熱以外にも様々なメリットがあるのをご存じでしたか?
騒音効果に有効なのも窓だった!
実は、窓の種類によっては騒音対策にも効果を発揮することができます。
家の外の大きな音などのほとんどは、窓から入ってくるといわれています。というのも、最近の家は壁の中には厚手の断熱材が入っていて、壁を通る音はほとんどこれらに吸収されてしまうんです。
半面、窓は薄いガラスのみでできているため、音が入り込みやすいんですね。
近年ではペアガラス(ひとつのサッシにガラスが2枚使われているもの)が主流で、これだけでも1枚のガラスよりもかなり音を遮断してくれますが、周りの環境で大きな音が気になる地域の場合、さらに窓で対策をすることで、騒音によるストレスを軽減できますよ!
窓での騒音対策方法
窓で騒音対策をする、3つの方法をご紹介します。
・窓を小さくする
まず1点目は、窓を小さくすることです。窓から音が入ってくるのであれば、その面積が小さいほど音の侵入も少なくなるということ。
しかし、家じゅうの窓を小さくするのは生活上あまりよくありません。家の中が暗くなってしまいます。
そのため、例えば線路に面している部分だけ窓をできるだけ小さくするなど、騒音のひどい向きの窓だけを部分的に対策するのがいいでしょう。
・インナーサッシを取り付ける
窓の内側にもう一枚窓を追加する方法です。二重サッシとも呼ばれるこの方法は、断熱効果も非常に高く、防音効果も期待できます。
窓と窓の間に空気の層ができ、これが騒音を遮断してくれるんですね。
また、このインナーサッシは後からでも簡単に取り付け可能ですので、リフォームにも向いています。
・トリプルガラスにする
ペアガラスは2枚のガラスが付いたサッシのことですが、トリプルガラスは一つのサッシに3枚のガラスが使われたもの。これにより空気の層が増えるため、断熱だけでなく防音効果も高くなるんです。
しかし、値段が高価なのと種類が少ないのがネックです。騒音対策も断熱も、家じゅうトリプルガラスにするのが一番効果的ですが、全部トリプルガラスにすると、それだけで+100万円くらいになることも…。
コストが気になる方は、騒音の気になる向きの一部だけに取り入れるのをおススメします。
まとめ
窓をグレードアップすると、断熱だけでなく騒音にも効果を発揮してくれます。
また、インナーサッシやトリプルガラスは、結露にも高い効果を発揮します。
このように、窓は家の性能をアップするのに大きな役割をもっているんですね。
新築・リフォームの際には窓にもこだわってみてくださいね♪
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