- 2022.01.27
- 家に関するお金の話
そろそろ住宅ローン控除申請の準備を!
家を建てた後に、絶対に忘れてはならないのが『確定申告』です。
「えっ?確定申告って自営業の人とか副業してる人とかが行うものじゃないの?!」と思ってしまいがちですよね?
サラリーマンをしていると、確定申告って無縁だと思いがちなのですが、家を建てた翌年の1回だけは申告が必要なんです。
それは『住宅ローン控除』を受けるためです。
これを忘れてしまうと、何十万円単位の損をしてしまいますので注意が必要です。
住宅ローン控除とは?
住宅ローン控除とは、家を建てる(買う・リフォームする)際に借りたお金の年末残高に対しての1%分の金額を、住民税・所得税から控除するというものです。
例えば、年末の住宅ローン残高が3000万円だった場合、その1%、つまり30万円が控除として還付されるんです。
これは、新築を建てるハードルを少しでも低くしようという制度で、住宅ローンを借り入れて家を建てた人の税負担を軽くするのが目的です。
手続きするだけで10年間(基本的)控除を受けることができるので、申請は絶対に忘れないようにしましょう。
控除の申請期間は?
住宅ローン控除申請の期間は、確定申告の時期と同じです。毎年、2月中旬から3月中旬くらいまでの、約1カ月が申請期間になります。
令和3年度の申請期間は【令和4年2月16(水)~3月15日(火)】となっていますので、この期間をすぎないように注意しましょう。
申請方法は2種類あり
・税務署に行って申請する
・インターネットで申請する
のどちらかを選ぶことができます。
税務署は確定申告の期間は非常に込み合いますので時間に余裕を持って行かないといけませんが、職員さんが丁寧に教えてくれるので安心感があります。
その点インターネトの申請は自宅で行うことができるので便利ですが、確定申告の方法がわからない方は戸惑ってしまうかも…。
自分に合った方法を選ぶようにしましょう。
また、申請は初年度に1回行えば、それ以降は必要ありません。ちょっと面倒に感じますが、1回だけと思って頑張りましょう。
住宅ローン控除の準備はお早めに!
『住宅ローン控除の期間ってまだ先だし、1カ月間も申し込めるならまだまだ余裕じゃん!』
と思ってゆっくりしていると、申請が間に合わないかもしれないですよ!
というのも、申請には様々な書類が必要だから。一つでもかけていると申請できないので注意しましょう。
必要書類は
・土地・建物の登記事項証明書(法務局にて発行)
・土地・建物の不動産売買契約書・建物請負契約書
・源泉徴収票(勤務先にて発行)
・住宅ローンの残高証明書(金融機関から郵送されます。)
これらの書類が必要になります。
書類によって取りに行く場所が違うのでちょっと手間がかかりますよね。また、残高証明書や源泉徴収票は、もらったけどなくしてしまった!という場合、再発行に時間がかかることがあります。
いざ税務署にいこう!となったときに、必要書類が足りない!ということのないように、書類の確認・申請は早めに行っておきましょう。
まとめ
住宅ローン控除は、かなりお得な制度です。
面倒な手続きにはなりますが、1回申請すれば10年間は控除を受けることができ、数十万円の還付を受けることができます。
余裕を持って準備して、忘れずに確定申告を行ってくださいね♪
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