- 2021.12.23
- 家に関するお金の話
実家と同じ敷地に家を建てる場合、水道代電気代はどうするの?
実家の隣(または後ろ)に、家を建てる。…実家の土地が広い場合は選択肢の一つです。
土地の有効活用にもなるし、購入費用も抑えられるので、私たちの住む福井では結構よくあるパターン。
実家が近いとご両親も嬉しいですし、お孫さんが生まれた時や両親が高齢になられたときに、お互いサポートしあえるので安心です。
ですが、同じ敷地の場合、電気代や水道代はどうなるのでしょうか?
実家と同じ敷地に建てた家の水道代・電気代
実家と同じ敷地に家を建てた場合、水道代、電気代は、実家と一緒にすることもできますし、別々にすることも可能です。
どちらを選ぶこともできるのですが、別々のほうが気を使わなくていい!という理由から分けられる方も多いです。
別々にするということは、水道と電気を別に引き込む(新たに契約する)ということになります。
電気の引き込みは比較的簡単にできるのですが、ちょっと厄介なのが【水道の引き込み】です。
水道引き込みに係る費用
水道の引き込みの場合、地面の中に管を埋める必要になるため、電気工事よりも金額が高くなるんです。
その費用はおよそ40~50万円です。
そんなにかかるの?!と思ってしまいますよね…。
そこまでお金をかけてまで新しく引き込むのか??それなら水道代を折半したほうがいいんじゃない??
どちらが自分たちにとって都合がいいのか?
ここをポイントに、親御さんと一緒に検討してみることをおススメします。
地域によっては水道を引き込めない場合も…
話し合いの結果、水道を引きたい!!という結論になっても、簡単に引き込みができない場合もあります。
なぜなら、地域によっては一つの敷地には水道は一つしか引き込めないという場所もあるからです。
その場合は、一つの水道を二つの家で共用するしかありません。
また、一つの敷地に見えても実はいくつかに分かれている場合もあり、その場合には水道を引き込める数が変わります。
これらはちょっとわかりづらいので、依頼している建築会社さんに確認してみましょう。
基本料金問題
水道、電気を別々にした場合の注意点はその他にもあります。
それは、別々で契約した場合には、それぞれに基本料金がかかるということ。
同じ水の量・電気の量を使っていても、別々で契約している場合には基本料金の分がどうしても高くなってしまうんです。
一つの契約で使う方が金額的には安く済むのでお得ですが、どのように金額を分けるか?が問題になる場合も…。
単純に折半するならOKですが、使う量が違うから支払いも変えるべきだ!となった場合、どちらがどれだけ払うかで揉めることもあるかもしれません。
まとめ
同じ敷地に家を二つ建てる場合の水道代、電気代について見てみました。
電気については比較的簡単に新規で引き込みできますが、水道はちょっとややこしかったりするんですね。
水道は後から引き込もうと思うとさらに大変になり費用もかさみます。
また、水道も電気も、別々で契約した場合には基本料金も別々に発生します。
家族でしっかりと話し合った上で、どうするかを考えてみてくださいね。
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