- 2021.11.06
- 外観・玄関・外回り
失敗しないカーポートの選び方
失敗しないカーポートの選び方
車を雨などから守ってくれるカーポート。
特に福井などの降雪地帯では、雪よけの為にもカーポートは人気です。
今日はそのカーポートの選び方を、メリットべメリットも含めてご紹介します。
サイズに注意
カーポートを選ぶ際、まずは何台の車を入れるかによっておおよそのサイズが決まってきます。そこから設置場所や使用方法に合わせてサイズ調整をするんですね。
材図決めの際、必要台数以下のカーポートを選んでしまうのはもちろんNGですが、カーポートに入れる車の車種・サイズにも注意が必要です。
例えば軽自動車2台と、乗用車2台では全然大きさが違いますよね?ファミリーカー等になるとかなり大きくなります。
同じ自動車2台でも、どんな車(車種・大きさ)を中に停めたいか?によってサイズを決める必要があります。
車が入るぎりぎりのサイズで、ドアが開けられず乗り降りできない…。なんてことのないように、余裕を持ったサイズにすることが大切です。
柱の本数・位置
カーポートの柱の本数・位置も重要です。
一般的なカーポートの柱は4本・または6本が基本です。北陸など雪が多い地域では、柱が6本の方が構造上強くなるので個人的にはお勧めです。
しかし、6本柱の場合は、車のドアが柱に当たってしまう…というデメリットがあります。
特に大型車の場合には注意が必要なため、カーポートを選ぶ際には柱の位置にも注意しましょう。
車以外を入れることはないか?
カーポート = 車を入れる。
…だけではないおうちもたくさんあります。例えば、お子さんの自転車を置いたりすることもあるのではないでしょうか?
また、将来的に車の数が増えるかもしれませんし、大きな車に乗り換えることもあるかもしれません。
今ある車を入れるだけではなく、その他のものを置く可能性や将来のことも視野に入れて置くと安心ですね。
雪に強いか?
福井県のように積雪の多い地域では、雪に強いカーポートかどうかが非常に重要です。
数年前の大雪の時にはカーポートが雪の重みでつぶれてしまい、車が下敷きになってしまった…なんておうちも見られました。(ほとんどが古いか降雪地帯用以外のものでした)
もちろん、業者さんも降雪地帯用のカーポートを提案してくれるはずですのでそれほど心配しなくても大丈夫ですが、積雪量に合わせたグレードがあるので心配な方は高グレードのものを選んだほうが安心です。
また、カーポートの上に積もった雪をこまめにチェックすることも忘れずに。積雪に対するグレードは一般的にm(メートル)で表されます。積雪が記載の高さを超えるとつぶれる可能性があるので、積雪量に注意して、雪の時には雪下ろしをするようにしてください。
カーポートのメリット・デメリット
では次に、カーポートのメリットとデメリットを見ていきましょう。
〇メリット
・雨に濡れずに乗り降り可能
・雪の日に雪かきが少なくて済む
・鳥の糞などから車を守る
・社内の温度上昇を防げる(直射日光が当たらないため)
・冬場の霜を軽減できる
などが挙げられます。
やっぱり雨や雪の時にあってよかったなーと思えるのがカーポートですね。
雨で濡れない、雪に車が埋もれないというだけで、大きなストレス解消につながります。
×デメリット
・家の外観に影響する
・設置場所によっては家の中が暗くなる
・圧迫感がある
・カーポートの雪下ろしが必要
一番のデメリットはやはり家の外観に影響するという点です。
どれだけ素敵な外観でも、カーポートが設置されるとどうしても見た目が落ちてしまいます。見た目がお洒落なカーポートもありますが、それらは降雪地帯用でないものが多いので、雪が降る地域ではお勧めできません。
また、日当たりが悪くなり家の中が暗くなる場合もああります。こちらは透明な屋根にすればある程度解消できるのですが、やはり積雪に弱くなるため注意が必要です。
まとめ
以上、失敗しないカーポートの選び方をご紹介しました。
雪の多い地域で特に注意したいのは、どれだけの積雪に耐えられるか?ということ。
どうしても見た目が犠牲になる点は否めませんし、見た目重視の方はカーポートをあえて設置しない方もいらっしゃいます。
カーポートの利便性を取るか、なくして外観の美しさを取るかここをポイントに、導入を含めて失敗しないカーポート選びをしてくださいね。
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