- 2021.08.10
- 水回り
水回りを二階に持っていくのってアリ?
家の間取りを考えている中で、『水回りを2階に持っていくのはどうだろう?』という話が出てきたりします。
トイレやお風呂などの水回りは、圧倒的に1階に設置することが多いのですが、あえて2階にもっていくメリットはあるのでしょうか?
※今回はリビングは1階、その他の水回りを2階にした場合のメリットをご紹介します※
水回りを二階に持っていくのってアリ?
2階水回りのメリット(1階リビングの時)
1階のスペースを広くできる
リビングをできる限り広くしたい場合や、和室や仕事部屋、趣味の部屋などを1階に充実させたい場合には、2階水回りは非常に有効な手段になります。
どれだけリビングを広くとりたくても、土地の関係で難しくて断念することってありますよね…。そんな場合、2階に水回りを持っていくことで1階のスペースを確保することが出来ます。
お風呂、洗面脱衣場、トイレを2階に移すだけでおよそ5~6畳程度1階のスペースを広げることが出来るので、リビングをとにかく広くとりたい!2階の寝室は寝るだけ!…なんて方には2階水回り&1階リビングはお勧めの間取りになります。
洗濯物の動線が良くなる
水回りが2階にあると、洗濯物を2階でして、そのまま2階のベランダやバルコニーなどの日当たりの良い場所に洗濯物を干すという動線を作ることが出来ます。
寝室や子供部屋なども2階にある場合、着替えなども部屋でするなら洗濯機が近いのは理想とも言えますね。
お風呂・脱衣場の窓が開けやすい
また、2階は1階と比べ近隣からの視線が気になりにくいため、明るく開放的なお風呂や洗面所を作りやすくなります。
また、開けっ放しにしやすいので換気にも役立ちます。
2階でプライベート空間が完結する
トイレやお風呂、寝室などのプライベートな空間を2階にすべてまとめることが出来るので、生活動線が良くなります。
また、来客時にもお客さんにプライベート空間を見られずに気を使わないでよいというメリットもありますね。
デメリットもあるので注意
老後が心配…
トイレに行くにもお風呂に入るにも階段の上り下りが必要になるため、足腰の弱る、老後に不安が残ります。また、足を怪我したりした場合にも不便を感じることになるかもしれません。
漏水したら大変
万が一漏水したら下の部屋が水浸し…。なんてことになったら大変です。また、メンテナンスする場合も配管の下が部屋だと作業中生活しづらいといったデメリットも。。
間取りに制限が出ることも
下の階の部屋には音が響きやすいので、お風呂やトイレの位置に配慮が必要です。お風呂の下がリビングや寝室というのは避けた方がいいかもしれません。
衛生面の問題
手洗いうがいに特に敏感な昨今、手洗い場が1階にないのは気になるかもしれません。泥だらけの小さいお子さんが2階まで上がる…というのもちょっとな気がします。
まとめ
以上、2階に水回りのメリットデメリットをご紹介しました。『とにかくリビングを広くしたい!』という方には向いている間取りですが、必ずデメリットもきちんと理解したうえで取り入れることをお勧めします。
スペースをうまく活用する方法はいろいろあります。2階に水回りだけでなく、様々な方法を我々工務店と一緒に考えて、最適な空間を作り上げていきましょう♪
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