Ishimaru's ブログ

2021.08.07
家づくりお役立ち情報

客間は必要?いらない??

『家族や友人等が泊りに来た時のために、客間を作ろうかな…』

と考えていらっしゃる方は結構多いです。

そこで今日は『客間って必要なの?』にフォーカスを当ててみましょう。


客間を作るかどうか悩んでいる方へ



あると便利だけどデメリットもある


確かに客間があれば、誰かが泊りにきたときに気軽に使ってもらえるので、便利なのは間違いありません。

ですがその客間、年に何回使うものですか?

 

昔の家は土地も広く、客間や応接間があるのが一般的でした。

しかし近年の家は核家族化が進み、坪数も減少傾向にあります。家が小さくなっているのに客間を作ったら…。どうなるかもうお分かりですよね?

そう、家族が使うスペースが狭くなってしまうんです。


使用頻度を判断基準に


例えば、

・共働きで夜勤が多いため、おじいちゃんおばあちゃんが孫の面倒を見るために頻繁に泊りに来る。

・友人がしょっちゅう遊びに来て泊まって帰る。

なんていうおうちは客間を作った方が快適かもしれません。

 

ですが、家族や友人が泊りに来るのが年に数回程度ならどうでしょうか?たった数日のために、大切な居住空間を犠牲にするのってもったいないと思いませんか?

また、もちろん部屋を増やすことで、費用もかさむことになります。

 

客間を取り入れるか悩んだ場合は、『どのくらい使うか?』を判断基準に導入を検討するのがいいでしょう。


使い分けできる空間を作る


あんまり使わないけど、やっぱりないと不安…。という方におススメなのが、リビングの一角に仕切ることのできる『畳コーナー』を作るという方法です。

近年リビングの一部に畳コーナーを作る家は増えていますが、ここを扉などで仕切れるようにしておくと、普段はリビングの一角として使用しながら、来客があったときに客間にするという事が可能になります。

独立した客間を作ると、普段は使わない無駄なスペースが生まれてしまいますが、このように使用方法を変えることのできる場所を作っておけば、空間の無駄をなくしつつ、来客時の対応ができてしまいます。


思い切って無くしてしまうという決断も


それでもやっぱり坪数が足りない…。という場合は、思い切って客間をなくしてしまいましょう。

年に数回程度の来客であれば、ホテルを取るなどしてそこに泊まってもらうというのも一つの方法です。お互いのプライベートも守れますし、逆に快適な空間を提供できるため喜んでもらえるかもしれませんよ。

このように、代用できるものを検討することも時には大切になってきます。


まとめ


本日は客間をテーマにお送りしましたが、そのほかの設備や部屋を考える時にも『どのくらい使うのか?』『他で代用できないか?』を判断基準にしながら、いる・いらないの判断をしていくと、無駄を抑えた自分たちにぴったりの家を作ることができます

家族みんなで話し合って、素敵な家づくりを楽しんでみてはいかがでしょうか♪

 

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