- 2021.08.05
- 家づくりお役立ち情報
おうちの“音”が気にならない家づくり
住まいの「音」問題は意外と深刻
アパートに住んでいると、隣近所、または上下の階に騒音トラブルが発生しないように気を遣う方もいらっしゃると思います。こっちが迷惑をかけたり、はたまた逆に迷惑をかけられたり…。
騒音トラブルはストレスにもなりますし、それをきっかけに新築を検討される方もいらっしゃいます。
しかし、新築をたてたからと言って安心できないかも…。。。今度はお隣さんじゃなくて、自分たち家族間、そしてそもそも家の中で音の問題が出てくる可能性もあるんです。
今日はそんな自宅での「音」問題についてご紹介します。
①上下階の「音」
家族間とは言え、二階の物音がドタバタと一階に聞こえるのはあまりうれしくありません。
特に二世帯住宅で、一階と二階で居住空間を分けている場合はさらに問題になりがちです。
②隣の部屋の「音」
兄弟同士、親子同士でも、隣同士の部屋の漏れ聞こえる声や音は気になるもの。。
お子さんが小さい間はさほど気にならないかもしれませんが、思春期の場合は配慮が必要になりますね。
③トイレの「音」
リビングとトイレが真横にあって、しかもトイレの扉一枚だけで隔てられている間取りだと、トイレの流す音などが漏れ聞こえがち…。これではトイレに入っている方も、リビングにいる方も落ち着かないですよね。
リビングだけでなく、隣接する部屋も同様です。
④屋根の「音」
近年人気のガルバリウム鋼鈑の屋根だと、大雨や雹、霰などが降った時に音がうるさく感じるかもしれません。
⑤家族の環境などによる「音」
店舗兼住宅や、ピアノ教室や塾などが併設しているといった場合や、楽器や音楽が趣味というご家族がいる場合などは、隣の部屋でその音が気になってしまうかもしれません。
このように、音が出ることが予測できるものは事前に対策しておいた方がよいですね。
「音」問題は材料と間取りで対策を
家の中でも起こりうる「音」の問題…。これらには大きく二つの対策方法があります。
・材料で対策する
壁や天井、床などに、防音材・吸音材・遮音材などを設置する
トイレに防音ドアを取り入れる
隙間テープなどを活用する
・間取りで対策する
音がする部屋の上下左右は廊下にしたり、収納にするなど音の影響を減らす
音の出やすい部屋は外壁側に持っていく
生活スタイルの合わない家族の部屋は離れた場所にする
など…。材料をうまく使い音が漏れないようにすることと、音が漏れしまっても外部に影響しない配置にすることで対策できれば、自宅内の音問題の多くは解決できるはずです。
広さや予算によって取れる対策は限られてきますが、気になる音が出そうな場所(特にトイレ)から重点的に対応を考えることをお勧めします。
まとめ
以上、新築をたてるときの音対策についてご紹介しました。音の問題は普通の家庭でもストレスになる場合がありますが、特に夜勤があるご家族がいるなど、生活リズムの違うご家族がいる場合、家の「音」問題はより深刻になることもあります。
また、家族はもちろん、近隣の方への迷惑にならないような家づくり・そして生活上の配慮も必要です。
「音」の問題だけではありませんが、家族、そして施工業者と相談しながら、自分たちの生活スタイルに合わせたベストな家づくりを目指しましょう!
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