- 2021.07.20
- 家づくり前に知っておきたい基礎知識
家づくり前に知っておきたい基礎知識③住宅ローン
家づくりの不安を解消する【初めての家づくりで知っておきたい基礎知識】シリーズ第三回!
今回は住宅ローンについてのご紹介♪
初めての家づくりで知っておきたい基礎知識
第三回:住宅ローンについて知ろう
家を買う人のほとんどが、住宅ローンを組むことになると思います。そしてそのほとんどが35年という長い年月をかけて返済していくものになります。
今回は、そんな住宅ローンについてのご紹介です。
金利タイプ
金利タイプには大きく分けて【固定金利】と【変動金利】の二つがあります。
【固定金利】は金利がずっと変わらないため、将来設計がしやすいというメリットがあります。しかし、変動金利と比べると金利が高く設定されているため、支払い総額が高くなる可能性があります。
【変動金利】は、固定金利と比べて金利が安く設定されており、さらに金利が下がれば支払い総額も下がるというメリットがありますが、金利は物価に影響されるため、金利が上昇した場合は支払い総額が当初の予定よりも上がる可能性も出てきます。
多少金利は高くても、完済までの総額が変わらない方が安心できるという方は【固定金利型】を、少しでも金利が安く、繰り上げ返済をしながら元金を減らしていきたいという方は【変動金利】を選ぶといいでしょう。
また、金利自体が金融機関自体によって異なるので、何社か比較して少しでも金利の低いところを選びましょう。
返済方法
返済方法には【元利均等返済】と、【元金均等返済】があります。
【元金均等返済】は、元金と利息を返済回数で均等に割って返済する方法です。毎月の返済額がずっと一定、つまり返済が終わるまで毎月同じ金額を返し続けることになります。
【元金均等返済】は、元金を返済期間で均等割りし、利息はその時点での債務残額に合わせて返済する方法です。最初の返済額が最も高く、その後すこしずつ返済額が減っていくことになります。
返済総額は【元金均等返済】の方が少し安くなりますが、返済初期の支払額が大気くなります。出産や結婚を機に新築する方は、最初から最後まで支払いが一定の【元利均等返済】のほうが家計への負担が少ないかもしれません。
諸費用
借入金額以外にも、保証料・手数料・印紙税・登記費用などが掛かります。
各種費用も金融会社により異なりますが、その中で最も大きな差が出るのは保証料です。
比較する場合、特に保証料の金額を考慮するのが費用を抑えるポイントです。
ローンを組むのに加入するもの
住宅ローンに加入する場合、多くの場合団体信用保険への加入が必要となります。、また、火災保険への加入は必須です。
上記2点の補償内容や金額も考えたうえで申し込みましょう。
審査について
いくら自分の理想の住宅ローンに出会えたとしても、審査に通らなければ借り入れはできません。審査の基準はどの会社も明確にしていませんが、住宅以外のローンや消費者金融での借り入れ、返済の滞納の有無、税金滞納の有無などが焦点になります。
家を建てたい!と思ったときにローンが借りれなくて断念…。なんてことにならないように、ローンや借り入れがある場合は、事前に整理しておくことが大切です。また、頭金を多く準備することで借り入れがスムーズになることもあります。頭金が多いと、優遇金利を受けられる場合もあります。
ローン借り入れの対策は、数か月でできるものではありません。将来家を建てたいな…。と思っている方は、数年前から準備をしておくことをお勧めします。
まとめ
住宅ローンには様々な種類があり、その内容も色々です。
よくありがちなのが、『普段から付き合いがあるから●●銀行で…』と安易に決めてしまう事。確かに付き合いは大事ですし、よく知っているから頼みやすいというメリットもあります。
しかし、住宅ローンは金利がたった1%違うだけで、支払総額に数百万円の違いが出ることもあるんです。少し面倒に感じるかもしれませんが、住宅ローンを組む際は、しっかりと比較して、自分たちにぴったりのものを選びましょう!
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