- 2021.03.11
- 家づくりお役立ち情報
風通しのいい家の作り方
まだまだ朝は寒いですが、これからすこしずつ暖かくなってくると、窓を開けて風を取り込むのも気持ちいいもの。
風が抜けるだけで体感温度も変わるので、夏場の電気代節約につながることも。
今日はそんな風通しのいい家の作り方をご紹介します。
風通しのいい家を作るポイント
窓を対面・対角線上に設置する
風は窓が1ヶ所だけではうまく抜けていってくれません。対面に窓を設置することで、風の通り道が出来るので風通しがよくなります。
間取り上対面に設置できない場合は、対角線上(斜めの位置)に設置するのも効果的です(*’ω’*)
つまり、風が一方通行の行き止まりにならないようにすればOKです。
窓に高低差を付ける
対面にある窓の高さを変えるのも効果的です。これは、暖かい空気は上に昇っていくという性質を利用したもの。
例えば片方の面が大きな引き違い窓なら、逆の面に高窓を付けるといった方法です。また、吹き抜けならば二階部分に窓を取り付ければより風が抜けるのでGOODです。
季節や地域によって風向きは変わる
一般的には風は南からふく南風を取り入れるのがよいとされていますが、季節によって風向きは北から南に変わります。
北と南に窓を設置していると、どの季節にも風通しの良い気持ちのいい家が作れます。
また、海沿いの家では海側からの風が強くふき、山間部では山の側から風がふきます。風のふき方は地域や立地によっても変わってくるので地域に合わせたまどの設置を考えるのも必要です。
隣の家との距離にも注意
隣の家や建物との距離が近いと、当然風通しが悪くなります。今は隣に建物がなくても、後々家が建って風通しが悪くなった…なんてのは避けたいもの。
こういった不安を解消するためにも、敷地境界線からできる限り離れた場所に家を建てるのをお勧めします。
風が抜けるとやっぱり気持ちがいい
以前海沿いに家を建てた友人のお宅にお邪魔したんですが、その家は夏でも風がすーっと抜けていき、朝夕はエアコンがなくてもとても快適だったのを思い出しました。
自然の気持ちよさって、やっぱり人工的なものとは違い心地がいいものです。
風通しのいい家にしたいな~と考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
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