- 2021.03.10
- 住宅豆知識
意外と知らないお風呂の換気方法
春になり少しずつ暖かくなってきて、気になり始めるのがお風呂のカビや臭いです。
この二つを防ぐのに重要なのが【換気】ですが、実は皆さんのお風呂の換気方法は間違っているかもしれません…( ゚Д゚)
今日はそんなお風呂の換気についてのお話です。
お風呂の換気の注意点
お風呂の換気の時に、窓と扉を開けて換気扇を回していませんか?
一見空気がよく通るので効率がよさそうに見えますが、これが実は間違いなんです。
正しい換気の方法は、【窓と扉を閉めて換気する】です。
ではなぜ窓と扉を開けてはいけないのでしょうか?
窓を開けてはいけない理由
窓を開けていると、窓から入った空気がそのまま換気扇に上っていくので、全体の空気の循環になりません。その結果、窓周辺の空気しか循環しなくなるため換気としては不十分になります。
また、外の排水などの臭いがお風呂に入ってきたり、カビの胞子なども侵入させてしまうことになるので、窓は閉めて換気しましょう。
扉を開けてはいけない理由
お風呂の扉を開けっぱなしで換気をしていると、浴室の湿った空気が脱衣場に流れていくため、これまた非効率な換気になってしまいます。
また、湿気による脱衣場のカビの原因にもなるので扉も閉めておくのが正解です。
お風呂の換気は湿気を逃がすのが目的
このように、一見空気の通りを良くした方が換気になりそうですが、お風呂の場合は扉と窓を閉めた状態で換気扇を回し、中の湿った空気をしっかりと外に出してあげることが重要になります。こうすることで、湿度によるカビや臭いの原因を抑えることが出来ます。
24時間換気がおすすめ
最近の換気扇には『24時間換気』や『常時換気』という機能が付いています。しっかりと湿気を逃がすためにも、この機能を使い、24時間換気することをお勧めします。
となると気になるのが電気代ですが、24時間換気機能を使っても月の電気代は200円くらいです。それでももし気になる場合には、お風呂を上がった後4~5時間程度換気扇を回すようにするのをお勧めします。
もちろんお風呂の掃除も忘れずに
しっかり換気をしても、掃除をしないとやっぱりカビや臭いは発生します。石鹸カスや汚れが残っているとカビの栄養分となってしまうので、日々の掃除はしっかりとしましょう。
また、お風呂上りに48度くらいの熱めのシャワーで浴室全体を流すとカビや臭い対策に効果的といわれているので、毎日の習慣にするといいですね。
以上、今日はお風呂の換気についてご案内しました。
これから梅雨に向けて湿度がどんどん上がってきます。カビや臭いを防ぐためにも、効果的な換気をしてみてくださいね(*’ω’*)
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