- 2021.02.10
- 家づくりお役立ち情報
家の大きさ(広さ)は思い通りにできますか??
『両隣が空き地の土地を買ったので、プライバシーも気にならないし、庭とかを作らずにめいっぱい大きな家を建てたい!』
なんて要望があったりします。
確かに家は一生の中でもかなり大きなお買い物ですし、大きな家を建てたいという気持ちはよくわかります。
…が!!!!
土地と家の面積には決まりがあるのをご存じでしたか??
家と土地の面積には、【建蔽率】と【容積率】というものが関係してきます。
今日はこの二つについてご案内します。
建蔽率と容積率
【建蔽率】は土地と建築面積の割合
※画像はSUUMO様サイトより
「建蔽率60%」という土地であれば、100㎡の土地に対して60㎡の建物を建てることができるという決まりです。
大きな土地を買ったからといって、そのまま大きな家を建てれるわけではありません。
なので、「100㎡の土地を買ったから100㎡の家を建てれるから十分だ!」と考えるのはNGなんです( ゚Д゚)
建築基準法によって建蔽率が定められており、住宅系であれば、30~60%と決まっています。
建蔽率によって、日当たりや風通しなどをよくするようにしており、また、火事の時の被害を抑える役目もあるんです。
【容積率】は床面積の合計面積の割合
※画像はSUUMO様サイトより
『面積を広くしたらだめなら、建蔽率ギリギリで5階建てくらいにしちゃえばいいんじゃない??』
と考えることが出来ますが、実はこれもNG( ゚Д゚)( ゚Д゚)
なぜなら建蔽率とは別に【容積率】というものがあるからです。
例えば容積率100%の100㎡の土地の場合、1階と2階の床面積の合計が100㎡以下でなくてはいけないんです。
例えば、1階と2階の床面積がそれぞれ50㎡なら、合計100㎡になります。
「1階70㎡、2階30㎡」の二階建てでもOKですし、「1階40㎡、2階30㎡、3階30㎡」というように、3階建ての建物を建てることもできます。
建蔽率と容積率で建坪が制限される
このように、建蔽率と容積率によって建てられる家の大きさが変わってきますので注意してくださいね!
この二つ、理想の家を建てるためには覚えておいて損のない項目ですよ(*’ω’*)
その他にも様々な決まりがある中で家は建てられていきますが、それはまたの機会にご紹介しますね~♪
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